お身体のケアと納棺
ご逝去後の印象の変化を抑え、その人らしくお別れするために
お亡くなりになったあとのお身体には特別なケアが必要です
切な人が亡くなったあとの時間は、多くの方にとって“はじめて”の経験です。
変わっていくのかもしれない、傷んでしまうのかもしれない……
それは、とてもとても怖く感じるものです。
だから、その時々のお身体を拝見し、ご状態にあったお手当てをしていきます。
エンゼルケアからご逝去後のケアへ
エンゼルケアは病院や介護施設で、患者や入所者へ最後に施す医療行為です。
看護師や介護士により、点滴などの医療機器を取り外し、注射痕のお手当や消毒、セルフケアのできなくなった故人様の代わりに最低限の身だしなみを整えます。
施設によってはエンゼルケアは施されない場合、また有料の場合があります。
エンゼルケア
搬送・ご安置
火葬までのお身体のお手当て
身支度・納棺
ご安置後は、どのようなお手当てを受けているかを確認し、あらためてお身体を拝見します。エンゼルケアが行われていない場合はそこで行われるケアも行い、ご状態を見つつ、必要なお手当てを重ねていきます。
納棺師によるお身体のケア
納棺師はまず、その時のお身体を拝見します。お顔はこれからあるかもしれない変化を見すえてメイクを施します。
ご火葬までの日数やご安置の環境も考えながら必要なお手当てをし、お着替えや髪、お顔を整えて、お棺へお納めします。
そのときのお身体の状態を確認します。
乾燥や硬直、お顔やお口元の状態、出血などを確認し、その方に必要なケアを考えます。
お身体の状態に合わせて、必要なお手当てをしていきます。
ご逝去後のお身体は、ご火葬までの日数やご安置の環境などによっても、ご状態が変わってきます。その時のお身体を拝見し、この先の変化も考えながら、必要なお手当てをしていきます。
時間の経過そのものを止めることはできませんが、適切なタイミングでのお手当により、お身体の状態を内面・外面ともに整えることができます。
ご希望を伺い、身支度をしていきます。
お身体を拭き清め、髪やひげを整えます。
また、その人らしいお召し物や仏衣などのお着替えをお手伝いします。
お顔は乾燥しやすく、その人らしさからの変化につながっていきます。お顔に潤いを取り戻し、血色を補いながら、お元気な頃の面影に近づけていきます。
眉や口元などに普段のお顔立ちや、その方のいつもの印象を大切にしながらメイクを施します。
お身体のお手当てと身支度を終えたら、最後にお棺へお納めします。
納棺師の手により行うこともできますが、お別れの時間をひとつの儀式として過ごす「納棺の儀(古式湯灌)」を行うこともできます。
納棺の儀では、お身体を整えながら、一つひとつの所作を重ね、最後にお棺へお納めします。身支度を整えるだけではなく、大切な方を送り出すための節目の時間です。
ご安置の場所によっては、納棺の儀を行うことが難しい場合もあります。そのときも、お立ち会いのうえの納棺を調整いたします。
その人らしくを最後に贈る
「ていねいな火葬式」では、納棺師によるお手当てと納棺を基本料金に含めています。
60〜90分程度を目安に、お身体の状態を拝見し、身支度、お顔を整え、納棺までを行います。
お身体の状態によって、通常のお手当てでは難しい処置が必要な場合は、事前に内容と費用をご相談します。
